1グラムの思考

思ったことを文字におこしているだけのブログ

自分の居場所が迷子の話

わたしは自己評価が低いので、他のことはたとえポジティブ思考でいても、自身に関するさまざまなことはわりと悲観的であったりする。 会社のイベントや、知り合いの飲み会などに誘われると、いつも悩む。知らない人がいた場合、あるいは何かの集まりだった場…

知らない人を憂う話

会ったこともない人間について考えることが多い。その人のことをよく考えては、かなしくなったり、切なくなったり、もどかしくなったりする。所詮知らない人なので、わたしは聞いた話や自分のもつ人物像から推測することしかできないのだが、それでもどうし…

しあわせになるということの話

わたしの人生の願いはなにか、将来どのようになりたいか。考えていると、決まって同じ答えに辿り着く。しあわせになる。じつに難しい願いであるように思えるが、やはりこれしかないのだ。 そもそもしあわせとは何なのか。しあわせの定義はいろいろあるはずだ…

ワークライフバランスの話

ワークライフバランス。一般的には、仕事も私生活も各々うまくいき、相乗効果でお互いに良い影響を与える、というようなものを指す。わたしはよくワークとライフをわけろ、と言われるが、ワークライフバランスというものの定義は曖昧で、人それぞれだ。同僚…

「さようなら」という言葉の話

わたしは「さようなら」という言葉があまり好きではない。どうしてこうもこの言葉は淋しさを駆り立てるのだろう。仰々しいような、取り返しのつかないような、まるでわたしの一部がぽっかりと抜け落ちてなくなってしまうような、形容しがたい恐ろしささえあ…

歩み寄るということの話

すこし昔を思い出していた。人が人と向き合い、付き合っていく上では歩み寄る必要がある。我を通すだけではいけないのだ。時には自分のほうから一歩、二歩、と相手のもとへすり合わせ、お互いが納得できる中間地点を探すことが大事である。 とくに難しいのが…

『会話』の話

香りのよいブラックコーヒー、山、雪。これらがあれば、わたしの人生は潤う。読書、おいしい食事、有意義な『会話』。これらはわたしが健やかに生きる上で必要不可欠なものたちだ。 とくに『会話』というものは定期的に提供してやらないと、思考が自身の中に…

Q1 のまとめ

四半期がおわる。2016年になり、1月から3月まで、わたしは様々なことを思い、体験したように思う。Q1 のまとめ、ということでいくつか思っていたことを書き記す。 1月。三が日を実家で、ひたすら飲み食いしていた。怠惰のきわみであった。体内時計の関係で相…

距離感の話

人間関係というのはじつに面倒である。仲良くなる、というプロセスにおいていくつかの段階がある。まずは挨拶と当たり障りのないことを話す仲。それから定期的に雑談をする仲。それからはメールや電話で連絡をとったり、そのうちどこかに遊びに行くことだっ…

『城の崎にて』志賀直哉

『城の崎にて』志賀直哉 " ある朝の事、自分は一疋の蜂が玄関の屋根で死んでいるのを見つけた。足を腹の下にぴったりとつけ、触覚はだらしなく顔へたれ下がっていた。他の蜂は一向に冷淡だった。巣の出入りに忙しくその傍を這いまわるが全く拘泥する様子はな…

心配性な話

物事が起きる前から、「こうなったらどうしよう」とシチュエーションを想像して心配になることがある。きっとそれはわたしだけではなく、わりと多くの人が考えていることだと思っている。わたしは基本的に人の目というものを大変気にする性格で、かつ心配性…

自分が死ぬということの話

わたしは毎日死んでいる。それも一度や二度ではなく、だいたい1日に二十回くらいは死んでは生き返るプロセスを繰り返している。わたしにとって死ぬこととは、精神的につらいと思うことと少々性質の異なるもので、おもに思考が停止、あるいは思考が許容量を超…

名前をつけて合理性を持たせるという話

わたしは物事に、概念に、感情に、名前をつける行為をよくする。よくする、と言うとなんだか好みであるように聞こえるが、実際は固執している気がする。名前をつけるということによって何かを確立させ、意味を持たせることができる、そう思っている。しかし…

『善悪の彼岸』フリードリヒ・ニーチェ

『善悪の彼岸』フリードリヒ・ニーチェ " 繋がれたる感情と繋がれざる精神。―感情をきびしく縛れば、精神には多くの自由を与えることができる。" 善悪の彼岸を再読した。最初に読んだときから3〜4年経った今のほうが、共感できる部分が少し多かった気がする…

挨拶の話

わたしは挨拶というものが、この上なく好きだ。 「おはよう」「おやすみ」「いってきます」「いってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」 響きが、繋がりが、愛おしい。 わたしにとって挨拶とは、ただの常套句以上の意味をもつ。意外と言われたことがあった…

困るということの話

困ったなぁ。その呟きはわたしにとって、ずいぶんと重大なことを意味する。それは果たして、良い意味での「困った」なのか、悪い意味での「困った」なのか。口癖のように「困った」と使う人は多いと思うが、よくよく考えてみたら「困った」というのはそれな…

我慢の話

わたしはいろいろと我慢を強いられている気がする。否、強いられているという前提のもとに生きている。幼少期より我慢というものに救いを求めてしまっていたのがそのまま染み付いて大人になってしまった感じなのだろうか。わたしの人生は、我慢をすればわり…

『異邦人』アルベール・カミュ

『異邦人』アルベール・カミュ “Since we're all going to die, it's obvious that when and how don't matter.” 異邦人をはじめて読んだとき、衝撃を受けた。実在主義(訂正:実存主義)に触れたのも、この作品がはじめてだった。わたしはムルソーに感情移入…

2015年を振り返って

2015年ももう終わる。 あっという間の1年だった。 わたしの2015年を一言であらわすと、「清算」の年だった。 様々な変化を経て、自分の中でいろいろと消化をした。大切な1年だったので、忘れないように、また戻ってこられるように、戒められるように、ここに…

アドバイスの話

人のアドバイスというものは、ひどく曖昧な気がする。 「自分ならこうする」という主観的な信念からうまれるものもあれば、相談人の立場になってしっかり考えた上でうまれるものもある。 意見を求める、と一言にいっても、それは果たしてどれほど信憑性があ…

結婚観の話

結婚をテーマにした文を書こうと漠然と思うことは多々あれど、思考が抽象的なそれに留まったまま、なかなか文字におこすことができずにいた。 しかしここ半年で結婚まわりの決断を迫られるようになり、ようやく筆を取ってみる気が起きた。他人の気持ちなど考…